備中を美味しく食べよう倶楽部 総社市

秋山直美
地域密着型イベント わくわく
マーケット主催

PR/ 郷土料理が、懐かしい故郷の記憶のひとつとして残ってゆく!そんなお手伝いが出来たらと思っています。  FB

住田美千代 
千葉県出身 夫と2人、鬼ノ城の麓で住田農園をしています。 大切な人に食べてもらいたい野菜を一緒懸命作っています。 総社商店街 旧堀和平邸 つながるカフェ〜線〜にて 第2.4金曜日時30分から16時まで 住田農園の野菜をたっぷり使った心にも体にも優しいランチを提供しています。FB 

​総社市レシピ  

crickするとレシピページが開きます。ダウンロードしてご覧ください。

テーマ「「パンワールド総社 伝統食との融合 

           ヘルシー&ビューティー River fish」

​料理教教室 1/14 久代分館

フナミンチと根菜のスープ  フナミンチのサモサ
スティックサラダ、麦麹味噌ディップ  玉豆腐と赤米甘酒のお汁粉

                   

総社市

●地形の特徴

高梁川の湛井堰(たたいぜき)を境に、北は吉備高原の一部を形成し、南は沖積(ちゅうせき)平野が広がっている。

総社市の南北を一級河川の高梁川が流れており、扇状地でもあるので、特に耕作地として向いている。

●気候の特徴

総社は温暖少雨で、晴天に恵まれた瀬戸内式気候に属する。

●歴史的背景

  総社市は古代吉備国の中心地のひとつであり、鬼ノ城、備中国分寺、こうもり塚古墳等

多くの史跡や文化財があります。奈良時代には既に湛井(たたい)用水や条里制なども見られ

古代より豊潤な耕作地が連綿と続いている

  ●産業の歴史

元禄時代より流通が盛んに流通の拡大により、温暖な瀬戸内気候の中、薬の元となる植物や動物の内臓などを

乾かすのに適していた為、売薬が盛んになり備中売薬と呼ばれていた。また、薬やお菓子等の材料となる

ハッカを栽培し、一大産業となる。また、古墳時代からたたら製鉄が行われ、河内(現在の大阪)から鋳物師達が

移住している。鋳物の技術が、現在の自動車産業の礎となっている。

●現在の状況(人口、年齢層、産業、教育、観光など)

.人口(平成30年5月末時点)68.700人  うち外国人1.225人  男/33.417人  女/35.283人

・産業 高梁川の伏流水を利用した食品産業が多く誘致されている。

自動車部品の工業団地や、企業団地があるが、自動車部品の製造は総社市を支える最も大きな産業である。

・教育 「子育て王国そうじゃ」をキャッチフレーズに、英語特区・音楽特区・体育特区を取り入れている。

・観光 総社市は「日本遺産」に認定されている裏伝説を含む「桃太郎伝説」が残っている。

食事の内容

日常食    味噌汁ごはん煮物焼き魚・煮魚玉とうふ

行事食    バラ寿司焼鯛・蒸鯛   

おやつ    甘酒かきもち柏餅蒸しパン 

婚礼の食事  バラ寿司紅白ひっつき餅汁   

葬儀の食事  豆腐汁煮しめ   

食材別の食べ方米、

雑穀バラ寿司おこわ   

小麦粉 蒸しパンお好み焼き麺  

豆   煮る揚げる黒豆ジュース  

芋   焼く蒸すきんとん  

野菜  山菜生食炒める蒸す煮る 

果物  ゼりージャムコンポート  

海、川の魚介類  刺身煮る焼く佃煮揚げる

畜産物      炒める煮る焼く揚げる 

調味料みそ麹が多め・甘口中味噌味噌汁味噌煮味噌焼き 

          しょうゆ濃口・甘め    

発酵食品      粕漬け味醂漬け麹漬け甘酒 

   

料理背景

フナミンチの種

 

高梁川流域の恩恵をいただいてきた総社市。高梁川で採れていた鮒は、高タンパク・低脂肪・疲労回復・免疫力強化にも効果があるという実はスーパーフード。寒いこの時期に採れる「寒鮒」は臭みもなく脂がのっており、昔から貴重なたんぱく源として食べられてきました。スーパーでも手に入る鮒を是非食卓に!!

 制作 フナミンチのサモサ  フナミンチと根菜のカレースープ 

 

スティックサラダ、麦麹みそディップ


総社市では市街地を除く全域で農業が行われており、農家が栽培した野菜を、総社市内で消費する地産地消の取り組みを「地・食べ」と呼ぶ。「一般財団法人そうじゃ地食べ公社」が主に地・食べの事業を担い、この取り組みにより、小規模農家の生産意欲向上や遊休地の活用などが期待されてきました。山手地区で作られているセロリは有名です。

玉豆腐と赤米甘酒のお汁粉

 

総社名産の「玉豆腐」は100年以上の歴史を持ちます。豆乳ににがりを加え、型に入れる直前の上澄み部分を取るためミネラルが多く柔らかい食感と濃厚な味わいが楽しめます。そして、赤米の甘酒は、赤米を玄米のまま使い、甘味料を一切使わずに作られています。古代赤米のほのかな甘さと香りをお楽しみください。
 

​まとめ

(総社  秋山 直美)

 

 

●良かった点

 ・総社の地形、風土、歴史等リサーチすることから始まったメニュー作り。沢山の方とお話しし、皆さんに丁寧に教えていただいて、知らずに暮らしていた総社のことを知るよい機会をいただきました。

 ・普段何気に口にしている食材。製造過程を知ることが出来たり、生産者のこだわりや

  後世に伝える努力など知り、大切にしていきたいという想いが強くなりました。

 ・パンワールド総社ということで、ふなミンチを洋風メニューにしたり、玉豆腐をデザートにしたり発想を変えることで沢山の方に興味を持っていただけました。

 ・参加して下さった方からも「美味しかった」「近くでこんな料理教室が開催されるのはいいことだと思う」「変わった料理がいただけて良かった」「また家で作ってみたい」と 感想もいろいろいただきました。

 ・メニューごとに食材を分けていたので、わかりやすかったと言われました。

 ・終了した料理教室の地域リーダー(三宅)さんからアドバイスをいただいていたので助かりました。

 ・当日の朝、開始前に地元の栄養改善のメンバーさんや2月に料理教室をされる笠岡大島の方が準備の応援をしてくださったので時間通りにスタートでき助かりました。

 ・グループで参加される方がいらっしゃったので、定員オーバー。見学(会費徴収)として参加していただけたので希望者の皆さんに参加していただくことができました。

 ・食事中に食材の説明(地域リーダー)、生産者、郷土館の館長さん、伝承食材の復活に取り組んでいらっしゃる方々にお話をしていただいたので時間が有効に使えました。

 

●改善点

・撮影用に器を用意するのを忘れていて、写真が味気ない物になって残念でした。

・参加者の方から。時間がオーバーしてしまったので、開始時間を早くして欲しいと言われました。参加人数が多かったので作るのに時間がかかってしまったようです。

・持ち帰り用の袋を用意してることが参加者皆さんに伝わっていなかったので、無理をして食べられていたようでした。

・当日サポートしてくださる方に、事前にいただいたメニューを見ていただいていると

 先生のサポートがよりスムーズにしていただけたと思いました。

総社リーダー  住田美千代

総社の郷土料理を考えたとき、最初に浮かんだのが「フナミンチ」。私は関東から嫁いできたので実際には郷土料理として食べたことはないが、話の折にフナミンチはよく耳にしていました。そもそも魚が苦手なのでどうなることかと心配でした。現在総社では、パンワールドが展開されていて、たくさんのパンの専門店があります。そこでフナミンチがパンにあった料理にならないかと考えてみました。フナミンチの種を作りそこから2種類のメニュー「フナミンチのサモサ」「フナミンチと根菜のカレースープ」を作りました。総社でこだわりを持って営業されている丸み麹本店の麦麹味噌を使ったデップで地元の特産であるセロリのステックサラダをもう一品添えました。そして、山口豆腐店の玉豆腐と秋山麹店の赤米甘酒のお汁粉とヘルシーなデザートでしめました。他の地域の教室に参加できなかったので、はらはらしながらも総社なりに精一杯挑戦しました。村田裕子先生監修のもとフナミンチも美味しく頂けたと思っています。参加者の皆さんも満腹で喜んでいただけたようです。

 

◆良かった点

・早くから満員御礼になり、集客に力を注がないで済む分、当日の打ち合わせに時間を割くことができました。

・当日の配布物を集めるのに自分自身がいろいろなお店を知ることができました。

・まちかど郷土館の館長浅野さんに事前にお願いして、総社の郷土料理についてお話していただけてより深く知るきっかけになったと思います。

・若いお母さんが参加してくれたので、子どもたちに少しでも伝えてくれる事と嬉しく思います。

・山陽新聞社さんが取材してくださったので、この活動が少しでも知ってもらえるのではないかと思います。

・持ち帰り用のジップロックを用意していただきとても助かりました。

講師 村田裕子

総社は備中地域のほぼ真ん中に位置し、食材に関しては何でも揃い、外食でも注目度の高い店も多く、食に関しては恵まれた地域といえる。

 料理教室では昔から食べ続けられてきたフナミンチ、玉豆腐を使ったメニューにスポットをあて、総社の新しい動き「パンワールド」とコラボさせ、他の地域との差別化をはかり、若い世代にも興味をもってもらえるようにという意図で洋風のメニュー構成とした。 

 ただし、フナミンチに関しては参加者はほぼ総社の出身ながら、日常食に取り入れている人は少なく、このままでは需要と供給のバランスがとれないままでいくと、近い将来は忘れられてしまう食材のひとつになるかもしれない。 

 玉豆腐に関しては、昔から地域ではメジャーで、今も手に入れやすい食べ物であるが、ふだん使いには冷奴や湯豆腐などで食べられることがほとんどである。
 これらの食材を次の時代に伝えるためには、新しい郷土料理としてのレシピを伝えるだけではなく、イベント(お祭り)やパン屋さんのイートインメニューなど、中食にとどまらず、外食も巻き込んだ活動に委ねられているのではないかと思う。

備中を美味しく食べよう倶楽部 浅原真弓

 

総社の料理教室はなんといってもフナ飯であるが、若い人には人気がなく 材料のフナミンチも中々普段には手に入らい食材となっている。

ここ最近の総社のパンブームとフナ料理をどうに形にならないものか、色々と工夫がされて

いて面白い料理教室となった。

また、総社では当たり前の丸豆腐や甘酒をどう料理に活かすのかも、ワクワクしながらできる。 観光スポットも多く観光客の多い総社にとって、もっと食材や郷土料理をPRすべきだと感じる。総社らしい料理(郷土料理にかぎらないが)で、風景と食が一体化すれば、もっと滞在時間も増えるのではないだろうか。

今年から山手セロリーの生産を市をあげてしていると聞くが、もっと地産地消をかかげ、飲食店への普及も目指したい所だろう。 

今回のレシピが新たな料理への糸口となればと感じる。